
食べたものが「体脂肪」になるまでの時間
自分が食べたものが「体脂肪」になるまでどのくらいの時間がかかると思いますか?
体の中に入った食べ物は消化され「糖」(グリコーゲン)として肝臓や筋肉に蓄えられます
食べ過ぎると「糖」が肝臓に入りきらなくなり、「脂肪」に変わります
その「糖」が「脂肪」に変わる時間は48時間です
糖と脂肪どちらもエネルギー源になるのですが、糖の方が優先的に燃えやすく、脂肪の方が燃やすのに時間と労力を要します
運動することによって糖が脂肪になる前にエネルギーとして使うことで、体脂肪はつきにくくなります
食べ過ぎの状態が慢性的に続いてけば、糖はどんどん脂肪に変換され蓄積されていきます
さらにこの脂肪はどんどん肥大していきます
手でつまめるような目に見える脂肪になるまでには、約2週間と言われています
つまりは1日の食事で暴食してしまったぐらいではすぐには体脂肪になりません
体脂肪になる前に消費してしまえば良いのです
<体脂肪をつきにくくするポイント>
- 継続して満腹、食べ過ぎの状態を作らない
- 食べ過ぎたと思ったら運動で消費する
- 日常の活動でも歩く階段を使うなど、体を動かす仕組みを生活に取り入れていく
- 体脂肪になりやすい糖質や脂質を多く食べない
日頃の食事量や内容をコントロールし、定期的な運動をして「かっこいいカラダ作りを目指しましょう
【板倉直人】
元キックボクシング日本チャンピオン
健康経営エキスパートアドバイザー、食育指導士 、ビューティ&ヘルシーフードアドバイザー
「従業員の健康と幸せが会社を成長させる」を理念に企業の健康経営を支援する 「うぇる・なす」 共同代表
日本大学理工学部卒業後、一般企業を経てプロアスリートへ転身。
引退後、選手生活で得た知識・経験に基づく体調管理、ボディメイク、健康な減量法を指導する Athkit(アスキット)を設立。
スポーツインストラクターとして15 年以上現場で直接指導を行っている 。
ビジネスマンが就業後に集まってスポーツで交流する「 大人の部活」を主催 。