健康たんぱく質ランキング
『たんぱく質とは』
筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作り、「カラダ作り」には必須の三大栄養素の一つです
運動をしてダメージを受けた筋肉を修復するのに欠かせない栄養素です。
『たんぱく質の種類』
◎動物性たんぱく質
牛、豚、羊、鶏、魚介類、卵、乳製品、その他動物
◎植物性たんぱく質
豆類
多種多様なたんぱく質ですが、腸内環境や健康面、運動パフォーマンスから考えて私なりのランキングをつけました
【たんぱく質ランキング】
1位:豆類
脂質が少なく、食物繊維が豊富で腸内細菌を善玉菌を活発にしてくれます。
特に持久系の運動に適していて、疲れにくいカラダが作れます。
2位:魚介類
魚に含まれるオメガ3脂肪酸が筋肉や細胞や血管を柔らかくして、コレステロール値を下げてくれます。
魚類を多く食べる人は、心疾患リスクが低いという研究結果がでています。
3位:鶏
胸肉やササミなどに多く含まれる「イミダペプチド」成分に疲労回復効果があります
皮を除くことで脂質を避けやすい食材です
4位:卵、乳製品
卵はヒトが健康を維持するために必要な栄養素を、バランスよく含んでいる食品のことで、完全栄養食と呼ばれています
卵白の大部分がたんぱく質で、ビタミンなどの栄養素は卵黄に多く含まれます
乳製品はカルシウムを多く含みます
5位:牛、豚、羊
鉄分やビタミンが多く含まれ栄養素のバランスが良いです
【ランキングの解説】
◎健康面
牛、豚、羊が低いのほ、四足動物は摂り過ぎると腸内細菌を悪玉する傾向があります
四足動物以外のたんぱく質は腸内細菌を悪玉にする影響はほぼありません
また脂質が多く含まれる部位が多く、脂質が避けづらいのが難点です
◎運動パフォーマンス
豆は疲れにくく持久力がアップ
魚は筋肉が柔らかくなり運動パフォーマンスがアップ
鶏は脂質コントロールが容易で、疲労回復に良い
牛、豚、羊は瞬発力や闘争心がアップ
【総評】
アスリート経験や体調管理を通して体感した、私なりの指標も多く含まれます
決して牛、豚、羊が悪なのではなく、いけないのは偏ってしまうこと
大切なのバランスです
特に牛、豚は多く食べてしまいがちです
それに比べ、豆類、魚は敬遠されがちです
栄誉は偏って多く摂取しても効果は低く、満遍なくバランス良く摂取することがベストです
そのためについ避けてしまう豆や魚を食べることで、栄誉バランスは良くなります
私は特に豆を意識してよく食べます
肉食に偏っていた頃よりも、運動パフォーマンスは格段にアップしました
腸の調子も便通も快調です
健康は腸が超大事、腸を整えれば絶好調!
とは言え「食を楽しむ」ことは大切な要素です
完璧を目指す必要はありません、食を楽しみながらバランスよく食習慣をつくっていきましょう。
【板倉直人】
元キックボクシング日本チャンピオン
健康経営エキスパートアドバイザー、食育指導士 、ビューティ&ヘルシーフードアドバイザー
「従業員の健康と幸せが会社を成長させる」企業の健康経営支援 うぇる・なす 共同代表
日本大学理工学部卒業後、一般企業を経てプロアスリートへ転身。
引退後、選手生活で得た知識・経験に基づく体調管理、ボディメイク、健康な減量法を指導する Athkit(アスキット)を設立。
スポーツインストラクターとして15 年以上現場で直接指導を行っている 。
ビジネスマンが就業後に集まってスポーツで交流する「 大人の部活」を主催 。